代表挨拶

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生産力底上げへの挑戦

建設業界はいま、業界全体が失われた30年に抗おうとしているように感じています。しかし、今はまだ実感できることは少ないかもしれません。それでも各分野では少しずつ生産性向上へつながる大きな流れのための準備が、そこかしこで進められています。

例えば、設計・施工管理の分野ではBIMやCIMを活用し、施主・設計者・施工者間の施工以前からの情報可視化によって、これまで余分に発生していた工程削減が図られています。建設機械の分野では自動運転やICT技術が導入され、安全性と効率が向上。工程管理の分野では各種ツールが導入され、書類削減や情報共有の簡便化が進んでいます。このように、あらゆる分野で生産性増に繋がる技術が日々研鑽されています。

私がこの業界に関わり始めたのは約20年前、「荷揚げ屋」としてでした。私は荷揚げという分野もまた突き詰めれば皆様の生産性向上の手助けができると確信し、応援くださるお客様の声に励まされ、2014年に津山工業株式会社を創業いたしました。

そして、同様の可能性から2023年9月にはDXサービスをリリースするに至りました。このサービスでは、バックオフィス業務の簡略化による時間の削減や、試算表・分析資料の簡単出力など、毎日の業務サポートと経営サポートをテーマに、皆様の現場外での業務支援に貢献することを目指しています。

我々にできることは、「1日に1時間の余裕ができた」「1週間かかっていた業務が1日早く終えられるようになった」といった、小さなサポートでしょう。しかし、その少しのゆとりを積み重ねるお手伝いこそ、変革へつなげるための私たちの重要な使命であると捉えています。
皆様が新たな価値を生み出すための、縁の下の力持ちになれれば本望です。

代表取締役野口 悠一